唐津市のマンションで火災!解体後の煤清掃と消臭の具体的な方法とは?
- 見渡す箇所真っ黒になっています。火事の凄まじさを感じます。
- 養生を施します。
- ケレン、スチールウールを用いて煤を落とします。
- 広い範囲に特殊コーティングを作業中です。
- 特殊コーティングを施す事で脱臭効果があります。
- スーパーアクティボを設置、オゾンショックトリートメント法Ⓡ使用しオゾン燻蒸を行いました。
- 養生を行ったシートを丸めて片づけていきます。
- 仕上げに床清掃を行います。
- 臭いを確認頂いて作業終了です。
- 作業: 煤落とし+コーティング+オゾン燻蒸
- 人数: 延べ12人
- 日数: 3日
- 参考費用: 円(税込)
マンションで火災が発生!自宅が全焼してしまった・・・
たばこの火の不始末が原因で、自宅で火事が起きてしまいました・・・。
家族と近隣の方はみんな避難していて無事だったのが不幸中の幸いでしたが、自宅の被害はひどく、家具や内装などが全て焼け焦げ使えるものなど残っていない状態です。
今後の修繕に関する話は、保険会社を通してリフォーム会社と相談することになりました。
我が家の修繕は、建物の支柱だけ残して他は全て解体する「スケルトンリフォーム」という方法で行うとのこと。
しかし、リフォームまでの清掃作業をしてもらう業者をどこにすれば良いのかがわからず、困ってしまっておりました。
現場は煤がひどくてあたり一面どす黒く、鼻をつく焼け焦げた臭いが充満しておりその場に居られないほどです。
こんなひどい臭いのする火災現場の清掃をしてくれる業者なんているのだろうか・・・
途方にくれていた私に、火災保険の担当の方が紹介してくださった業者がリスクベネフィットさんでした。
なんでも特殊清掃を専門にしている業者で様々な現場での清掃経験があり、高い消臭技術を持った会社とのこと。
特に煤清掃・オゾン燻蒸・コーティングという3つの作業に関して特許を持っているそうで、信頼できると感じたため作業をお願いすることにしました。
解体後の煤清掃と消臭の具体的な方法とは?
このような凄惨な現場をどうやって清掃されるのか想像もつきませんでしたが、当日スタッフさんたちは慣れた手つきで準備を開始。
今回は、以下のような流れで主な作業をしてもらいました。
①煤の除去や洗浄、手作業で天井の煤落とし
まずは大まかな部分はブラシ等でこすりながら、清掃を進めてもらいます。
煤は市販洗剤では洗浄不可能なので、火災現場専用の洗浄剤を使用するとのこと。
今回の煤除去作業においては、特に天井や壁における作業が難航したようです。
清掃程度では落とせないところは必要に応じて電動工具を用いながら、ケレン作業をしてもらいました。
この煤を除去しなければいつまでも臭いが消えないままになってしまうそうで、ひたすら根気のいる作業をしてくださいました。
②臭気を抑え込む特殊コーティング作業
煤除去後は、臭気を抑え込むための特殊コーティング作業が行われました。
リスクベネフィットさんオリジナルのコーティング剤には、臭いを完全にシャットアウトする効果があるとのこと。
これで躯体を痛める事なく煤清掃を完了できるだけでなく、リフォーム費用も軽減できるそうです。
③高濃度オゾンを用いての消臭作業
最後は臭いがひどかったため、オゾン脱臭機を使用してのオゾン燻蒸が行われました。
リスクベネフィットさんの「オゾンショックトリートメント法Ⓡ」は、オゾン酸化分解法の中でも最高技術の脱臭法だそう。
通常は換気に数年かかる臭気を1〜2日間で分解できるとのことです。
すべての作業が完了しリフォームに入る前に現場へと足を運びましたが、煤で汚れた場所は綺麗になり、鼻をつくような悪臭もすっかり消えていました。
作業後はダイオキシン濃度測定を行い、人が住める状況になっているかどうかもしっかり測定してくださったようです。
一時はどうなることかと思いましたが、これで安心してリフォームに入っていただけます。
リスクベネフィットさんにお願いして本当に正解でした。
この度はありがとうございました!