長崎市で特殊清掃!貴重品の探索をお願いする方法とは?
- 作業前のトイレです。汚染が確認できます。
- 作業前の和室です。少し家財多めでしょうか。
- まずは便座から洗浄を行っていきます。
- トイレの取り外しを行い、床との隙間も洗浄。
- 魂抜きの済んだ仏壇。合掌してから片づけさせて頂きました。
- 臭気を吸ったクロスの剥ぎ取りを行います。
- 無事に洗浄完了です。
- 整理後の和室です。綺麗に片付きました。
- ご位牌や重要書類中心にお客様にお渡しします。
- 作業: 悩むなパック、遺品整理、原状回復
- 人数: 5人
- 日数: 3日
- 参考費用: 581,970円(税込)
長崎に住む親戚が自宅で孤独死しました……。
私は北海道に住んでいるのですが、他に駆けつけられる親戚がおらず遠路はるばる長崎へ向かうことに。
現場となったユニットバスからは扉を閉めていても強い臭いが漏れていて、とても長居できるような状態ではありませんでした。
有給をとっていましたが、あまり長く滞在はできないので、すぐに対応可能な業者をネットで検索。
リスクベネフィットさんという業者は費用も良心的だったので問い合わせたところ、事情を汲んで急いで対応してくださるとのことでお願いすることに決めました。
貴重品探索を依頼する方法とは?
親戚の自宅に足を踏み入れるのは初めてのこと。
権利関係の書類など、重要な書類は金庫に入っていることが分かっていましたが、鍵が見当たりません。
どうにか探し出すことを試みたのですが、現場に充満する臭いのせいで長時間作業することは困難な状態です。
リスクベネフィットさんにそのことを相談すると、遺品整理もやっているとのことで、孤独死現場の清掃と共に遺品整理を行うことを提案いただきました。
孤独死現場の遺品整理は衛生上の問題や臭気への対処もあり、遺品整理業者よりも遺品整理も可能な特殊清掃業者に依頼するのが良いそうです。
リスクベネフィットさんでは、孤独死現場の貴重品を取り置きする対応をとってくださるそうで、貴重品探索も依頼することにしました。
実際の作業内容は?
今回は、以下のように作業を進めていただきました。
①消毒作業
孤独死が発生した現場は雑菌やウイルスが増殖していて、そのまま作業に入るのは危険とのこと。
作業員の方のリスクを少しでも減らすため、最初に消毒作業を行うのだそうです。
衛生上のリスクを避けるためにも、孤独死現場の清掃はぜひプロに任せてほしいと仰っていました。
②汚染の除去・洗浄
遺体が発見されたのはユニットバス内のトイレでした。
体液などの汚染物は少しでも残っていると臭いのもとになってしまうため、徹底的に清掃することが重要だといいます。
トイレで亡くなった場合、便器と床の隙間にも体液が入り込み臭いの元になるとか。
そのため、便器を床から取り外して清掃を行う必要があると伺いました。
③壁紙を剥がす
壁紙は臭気を吸収しやすく、完全消臭のためには剥がしてしまうことをおすすめされました。
リフォームして売却する予定だったので、提案いただいた通り壁紙を剥がしていただきました。
④遺品整理
鍵がなくて開けられず困っていた金庫の鍵を探してもらいつつ、遺品はなるべく取り置きしていただくことに。
探索をお願いしていた金庫の鍵も無事発見。
位牌などこまごまとした遺品も丁寧にまとめてくださっていました。
金庫の鍵を探すことができず非常に困っていましたが、過酷な環境の中、探し出していただき感謝しています。
作業後の部屋は臭いがすっかり消えて、孤独死現場だったことが分からないと感じるほどです。
困りごとにも親身に相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。