【大村市】孤独死現場の清掃・消毒!特殊清掃業者が行う作業とは?
- 施工前の様子。床に体液が付着していました。
- 作業に入るための初期消毒を行います。
- 体液にもしっかりと消毒剤を散布します。
- ヘラやウエスを用いて体液を除去していきます。
- 体液が付着したものは、2重にしたビニール袋にまとめて密閉します。
- 壁に臭いが染み込んでいるので、クロスを剝いでいきます。
- 天井にも臭気が及んでいました。
- クッションフロアの下にも汚染が広がっていたため、すべて剥がし、清掃を行います。
- 臭気の元となるものをすべて剥がした後、完全消臭の為、再び消毒剤を散布します。
- 作業: 孤独死清掃
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
孤独死現場を復旧するように言われたが…何をしたらいいのか…。
休日に家でゆっくり過ごしていると、長崎県に住む親戚の伯父が亡くなったと大家さんから連絡がありました。
コロナの影響もあって伯父とはもう数年近く会っていません。
突然のことに驚きを隠せない私でしたが、大家さんから部屋の現状復旧をお願いしたいと言われもっと驚きました。
とりあえず親戚に伯父が亡くなったこと、部屋の復旧が必要であることを話しみんなで現場を見ることに。
現場を見ると、部屋は荒れていて床には黒っぽいシミが残っていました。亡くなった伯父には申し訳ないですが、とても気持ちの良い場所ではありませんでした。
大家さんからは「酷くはないが、臭いもするので、消臭も含め現状復旧をお願いしたい」と話しがありました。
費用は親戚間で出し合うことになりましたが、誰も孤独死現場の対応をしたことがないので困ってしまいました。
そして、素人ではどうすることもできないと判断し、ネットで清掃業者へ依頼することに。
ネットで探しているとリスクベネフィットという会社を見つけました。
「完全消臭」というワードに惹かれ、早速電話で相談をすることに。
後日現場を見てもらうためにスタッフさんに来ていただきました。
孤独死現場の特殊清掃ってどのような作業をするのか?
孤独死現場の清掃となると普通の清掃とは作業内容が違うだろうと思い、スタッフさんへどのような作業をするのか尋ねました。
1.孤独死清掃の施工
まずは防護服を着用した作業員が体液などが浸み込んだカーペットや畳、その他生活ゴミを袋詰めしてくださいます。
必要であれば梱包し、撤去。いくら消臭しても汚染物が残っていれば臭いは消えることは無いので、1つ残さず撤去していただくとのことでした。
その後、遺体のあった場所を中心に清掃・消毒を始めます。体液などの残留物がないように細かいところまで施工していただきます。
2.家財整理作業
現場によっては清掃・消毒・消臭だけで終わることもありますが、家財整理もしてもらうことも可能とのこと。
「貴重品などの確認後に作業してほしい」「全部お任せしたい」「一緒に作業してほしい」などいろいろな要望を聞いてもらえるので安心してお任せできます。
3.現状回復作業
床や壁などに体液などが浸み込んでしまうと内装などを撤去し復旧しなくてはなりません。
この作業を怠ると、いくら消臭をしても体液が浸み込んだ壁や床から再び臭いが発生してしまうそうです。
リスクベネフィットさんは解体も対応可能とのことで大変心強く感じました。
4.孤独死現場の完全消臭
アパートなどの賃貸物件や家を売却する場合は完全消臭が求められます。
この完全消臭を可能にするために、リスクベネフィットさんは特許技術を用いて施工することができるとのことでした。
今回の現場はアパートだったので完全消臭をして大家さんに引き渡すことになっていました。
リスクベネフィットさんによる施工のおかげで床のシミも臭いも完全に無くすことができました。
一時はどうなることかと不安でしたが、リスクベネフィットさんへ依頼して正解でした。
本当にお世話になりました。ありがとうございます。