玉名市アパートの孤独死清掃!また貸せるようにするには?
- 施工前の様子① ご遺体のあった畳には体液が広がっていました。
- 施工前の様子② 部屋にはたくさんのハエがわいていました。
- 体液のついた服や布団は袋にまとめ、臭いが漏れないように密閉します。
- 布団の下の畳にも同じ形にシミができていました。
- 畳についた体液。
- 体液の付いた畳は剥がします。
- 汚染された畳は臭いの漏れないよう、ラップでしっかりと覆います。
- ラップで覆った畳はさらにブルーシートで覆い、シミが見えないように配慮します。
- オゾン燻蒸をし、除菌と消臭を行います。
- 作業: 孤独死清掃
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
ご家族からお父様と2週間ほど連絡が取れないとの連絡がありました。
高齢なこともあり、こまめに連絡を取り合っていらしゃったご様子です。
警察に同行していただき訪問してみると、和室でお亡くなりになっているのを発見しました。
ご遺族に連絡し、お手続きをする中で、清掃はこちらにお願いしたいとの申し出がありました。
現場を見るのがつらく、遺品整理するのも気持ちがつかないとのことです。
それではということで、何かとお世話になっている、リスクベネフィットさんに今回もお願いすることにいたしました。
「事故物件でも売却可能なまでに戻せる様々な技術を持っている」
リスクベネフィットさんのホームページの実例を拝見して以来、清掃や片付けはこちらでと決めています。
早速依頼するとすぐに見積もりをいただき、以下の手順で作業を行っていただきました。
消毒剤散布と清掃
防護服に身を包んだスタッフがまずは雑菌・ウィルスの感染を予防するために消毒剤を散布します。
この除菌作業を完了させてから、本格的な清掃作業へ移ります。
今回は、和室で亡くなられていたということで、特に汚れの激しかった周囲は念入りに汚物を取り除き、清掃をしていただきました。
遺品の整理と片付け
清掃が完了した後は、遺品や散乱したゴミを分別して片付けていきます。
見ていただくと遺品にも、だいぶ腐敗臭が染み込んでいるとのことでした。
そのため、スタッフの方と確認しながら、ご遺族にお渡しする遺品と捨てる遺品を振り分けました。ご遺族にお渡しする物は、しっかりと除菌、脱臭を行っていただきました。
完全消臭作業
遺品を全て運び終えたら、消臭作業です。
リスクベネフィットのスタッフは脱臭マイスターの資格を所持しているそうです。
「脱臭マイスター」とは一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が実施する資格です。
資格を持っているということを聞いて、さらに安心してお任せすることができました。
まずは、部屋の天井、壁紙を全て取り除きます。
今回は畳の中まで体液が染み込んでいるため全て撤去して、中の構造材まで確認していただきました。
さらに調べていただくと、床板まで体液が染み込んでいる様子でした。
そこで特許を持つ特殊コーティング剤を周囲の壁と、染み込んだ床板までしっかりと塗ります。
塗り終えたら、高濃度のオゾン発生器での殺菌消毒と消臭を行います。
この作業をすることで臭いを封じ込めることができるとのことでした。
また、リスクベネフィットでは、消臭作業完了後のリフォームも手掛けているので、クロスもしっかりと丁寧に貼り直していただきました。
ハウスクリーニング
全ての作業が終わった後は、ハウスクリーニングをしていただきます。
キッチン・トイレ・お風呂などの水廻り、玄関は特に重要とお話されていました。
丁寧に清掃していただき、お部屋の印象も清潔感のある状態に戻りました。
事故物件であることが全くわからないほどです。
完璧な作業を行うための技術を持っているリスクベネフィットだからこそできる現状回復だなと感動しました。
心配だった臭いですが、一月ほど経った今でも不快な臭いは一切ありません。
ありがとうございました。