福岡市の猫屋敷を特殊清掃!近所からの苦情も多い猫屋敷の清掃・消臭方法とは?
- 家具は散乱し、汚れもひどい状態でした。
- 積もった猫の糞尿をへらで取り除きます。
- 市区町村の決まりに従いゴミの分別を行います。
- 臭いの染み込んだクロスをはいでいます。
- 残った汚れはスチーマーでふやかして取り除きます。
- 専用コーティング剤を塗って臭いを封じ込めます。
- コーテイング材には活性炭が入っており消臭効果があります。
- スチーマーで熱入れすることで、臭いの原因であるフェロモン臭を分解します。
- 汚れを完全に払拭し、臭いも完璧に消臭してくれました。
- 作業:
- 人数: 人
- 日数: 日
- 参考費用: 円(税込)
猫屋敷の悪臭をどうにかしなければ…。
父が亡くなり、母の初めての一人暮らしが始まったのは3年前です。話し相手もなく、内気で近所付き合いは全て父に任せきりだった母は、買い物以外でほとんど家を出ることがなくなりました。
話し相手が誰もいない生活で、次第に物忘れが激しくなり、やがて認知症と医師の診断を受け要介護認定3に。
きっかけは、「大量のゴミと猫達の糞尿の悪臭がひどくて困っている」と、実家の近所の方からの連絡でした。
慌てて実家に戻ると、家の中は汚れがひどくて靴を脱いで上がるなどもできない状態に。とうてい自分たちでは手がつけられない事態に陥っていました。
幸い母は施設に入所が決まり、残るは実家を掃除することのみとなりました。しかし兄弟は全員遠方に住んでいるため、自分たちで片付けるには無理があります。
そこで全国各地で特殊清掃を行っている、リスクベネフィットさんにお願いすることにしました。
決め手は、立ち会いなしでも作業を行っていただけるということでした。
家族全員で話し合い、私が代表で依頼をしました。
後日、作業報告と一緒に写真を拝見しました。
作業はあちこちに散乱したものを、片付けるところからです。高く積み上げられたゴミの山で、窓の3分の2が埋まっているのを見て声を失いました。
窓枠やサッシの溝まで丁寧に掃除・消毒を行ってくださっている様子に、ただただありがたいの一言しかありません。
報告してくださったスタッフさんから、作業内容について伺いました。
床の至るところに、猫たちの糞尿や抜け落ちた毛が踏み固まってこびりついていた箇所があったとのことで、まず慎重にヘラやクシ、ブラシなどで取り除く所から行ったそうです。
残った細かな汚れは、スチーマーでふやかしながら丁寧に取り除くとのこと。とても細かな作業内容を伺うだけで、どれだけ大変な作業を行っていただいたんだなと驚きました。
高いところや狭い場所が好きな猫たちは、サッシや窓枠はよくいる定位置なのだとのことです。
当然、窓枠やサッシの溝も一本一本を丁寧にゴミを取り除いてくれていました。
台所のシンクや棚の中、お風呂の浴槽など全てにこの気の遠くなるような作業をされているのですね・・・。
また、猫のオシッコには様々な雑菌が入っていて、自分の匂いをつけるためのフェロモン臭も含まれているとのことでしたので、プロにお任せしてよかったです。
消臭の前に、特殊清掃作業が必要なのだそうです。
きれいに清掃していただいたら消臭をして終わりなのだと思っていましたが、掃除だけでも大変なのに複数の工程を組み合わせているんですね。
活性炭が入った特殊な塗料を塗ることで臭いを完全に封じ込めるのだそうです。
仕上げに機械で高濃度オゾンを発生させて、部屋全体・家中に循環させて空気まで洗浄するとのことでした。
全ての作業が終わり、母の様子を見にいった弟が実家にも立ち寄ってみたところ、とてもきれいになっていて、悪臭漂う猫屋敷だったとはとても思えない状態だったと報告してくれました。
リスクベネフィットさんに清掃をお願いして、本当によかったです。